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コンセプト再考 ② そもそもコンセプトとは?(位置付けと構造)

  • 2022年9月14日
  • 読了時間: 2分

コンセプトとは一般的に「概念」と訳されます。もう少し詳しく説明すると「全体を貫く骨格となる発想・観点」と定義されますが、これだけでは意味が通じません。

コンセプトを目的、目標、課題などの中で位置付けると、①目的:「〇〇のために〇〇したい」(※目的を達成した時の姿がビジョン) ②目標:「目的達成のための定量表記される目印」(※目的に向けた役割がミッション) ③コンセプト:「目的に至る道筋(勝ち筋)」 ④課題:「現状と目標との差異のポジティブ表現」 ⑤問題:「発生している状況のネガティブ表現」と整理されます。

目標と課題との間に位置付けられ、一定の方向性を示す役割になります。

さらに都市開発においては、初期の構想から開業後の管理運営まで様々な段階と役割があります。上流から整理すると①企画・構想(開発)段階 ②施設(コンテンツ)計画段階 ③設計・建設段階 ④販売促進・コミュニケーション計画段階 ⑤管理運営段階 の五段階に分類されます。それぞれの分野や役割から、コンセプトは伝えるべき対象や特性が異なります。①③⑤がBto B(①の場合は行政対象のBto G を含む)間での伝達なのに対して、②は消費者も含めたBtoC, ④はBto C 中心に伝えやすさが求められるのです。

基本的には上位コンセプトを下敷きにして、各段階の計画条件を踏まえて、当該コンセプトが設定されます。

各段階でそれぞれの推進主体によってコンセプトが策定されますが、とりわけ重要なのが、事業主体が検討する①企画・構想(開発)段階コンセプトで、これを如何に②施設(コンテンツ)計画段階のコンセプトに落とし込むかが、プロジェクト全体の一貫性に関わってくると言えます。

③④⑤の段階が「HOW:どのように作るのか?」の方向性を示すのに対して、①企画・構想(開発)段階では「WHY:誰のために、何のために作るのか?」 ②施設(コンテンツ)計画段階は「WHAT: 何を、どの規模で作るのか?」の方向性を示すことになります。

 
 
 

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