top of page

魅力資源「コト・テーマ」の磨き上げ方:ファン・タウン ⑧ 実践方策 C 「コト・テーマ」

  • 2022年11月14日
  • 読了時間: 2分

ファン・タウンづくりの実践方策 Cは「コト・テーマ」です。

【内容】

  1. 「コト・テーマ」の発掘対象

  2. 「コト・テーマ」の磨き方

  3. ダイナミック& POPブランディング




1.「コト・テーマ」の発掘対象

コトとは祭りや名物、活動プログラムなどを指します。

  1. 祭り:祭りは社寺関連の伝統的なお祭りから、行政や商工団体主催のお祭り、エリマネやディベロッパーによる活性化イベントもお祭りという呼称を使用している場合があります。

提供者と鑑賞者とに明確に分かれる「イベント」ではなく、皆が参画者になる「お祭り」の方が、継続性という意味で、好ましい事には触れておきます。

  1. 名物:街の名物とは、和菓子や土産系産品、ご当地グルメなどが想定されます。

  2. 活動プログラム:街の活動プログラムは、〇〇運動など、地元サークルなどの活動が挙げられます。


2.「コト・テーマ」の磨き方

これらのコトに、磨きをかけるための提案として、アートや福祉、環境、教育などのテーマとのコラボが有効です。

「地元の、地元による、地元のためのコト」が本来の姿ですが、地元の参加者だけでは、視野も裾野も広がりません。

事例として、私たちの障害者支援系NPOと、神宮前の商店会のストリートイベントとのコラボが挙げられます。

テーマ系の団体とコラボする事によって、外部の人たちが、ネットワークで参加し、来街する「名目」が生まれるのです。

地元のコトには「意味拡張」が有効です。

このような構造になれば、ボランティアの若者も参加しやすくなり、「地域のコト」が、ソフトでオープンな色彩を帯びるようになるのです。


3.ダイナミック&POPなブランディング

ブランディングの方向性として、地元やテーマが「地味で硬い」イメージがあるため、「ダイナミックでpop」な方向性のアピールが有効です。

先のNPO 法人が、渋谷ヒカリエで2021年まで開催していた「趙福祉展」では、「渋谷×福祉×テクノロジー×pop」というコンセプトを基に、電動車椅子や義手、音声アプリなどの最先端のテクノロジーを駆使した、福祉関連の展示物を集めると共に、「渋谷発」だから可能な、POP でアグレッシブな、グラフィックと会場構成で、評価いただきました。


次回以降では、ファン・タウンの効用と次ステップ展開などについて整理します。


 
 
 

最新記事

すべて表示
今なぜ ご近所資本主義なのか? ご近所資本主義 ①

【内容】 第1章 画一化する都市と地域経済の空洞化という課題 第2章 「よき商い」と関係性が支えるご近所資本主義 第3章 多様性とレジリエンスを生む新しい資本のかたち   知人の小野裕之さんたちが「BUY LOCAL」という活動を展開し始めました。 鉄道会社の方など様々な人たちを紹介しながら、彼らが提唱する「ご近所資本主義」について勉強させていただきました。 本シリーズでは、次世代の地域活性化策と

 
 
 
都市の未来 マインド・メイキング ⑩ -共感と持続性を生む都市の新しいかたち-

【内容】 第1章 「建てる」から「意味をつくる」都市開発へ 第2章 共感を軸にした新しい経済モデル 第3章 「共感でつながる都市」がもたらす未来     第1章 「建てる」から「意味をつくる」都市開発へ これまでの都市開発は、土地の有効活用や機能配置、商業性の最適化など、目に見える成果を中心に進められてきました。 しかし成熟社会では、人々の評価軸が大きく変化しています。 利便性や効率性だけでは選ば

 
 
 
事業価値 マインド・メイキング ⑨ -「共感」を経済のエンジンに変える都市開発モデル-

【内容】 第1章 共感を中心に据えた新しい経済構造へ 第2章 3つの収益ドライバー:会員・推し活・ブランド価値 第3章 共感が循環する持続型都市経済モデルへ   第1章 共感を中心に据えた新しい経済構造へ これまでの都市開発は、テナント収益や物販売上など、従来型の商業収益を基盤としてきました。しかし、成熟社会において人々の消費行動は大きく変化しています。 物やサービスを「便利だから」「安いから」で

 
 
 

コメント


Copyright © FIACS, All Rights Reserved.

bottom of page