検索

IOTを活用したタウンマネジメント

先日FIACSメンバーの大手電機メーカーの発案で「IOTを活かしたタウンマネジメント」というディスカッションをしました。

各種ディベロッパーからは「顔認証などのセンシング技術で集められたデータが、都市開発にどのように役立つのか?わからない」という意見が出ましたが、商業施設などをリニューアルする際に、通路を通る人数、属性(男女、子供の区別)、動線などが参考になることが分かってきました。

逆に言うとハウスカードなどから得られるデータでも必要なのはその程度だということです。

更にVIPや要注意人物などの来店も運営側が感知できれば、円滑な対応が可能になります。

一部のイトーヨーカ堂で採用されていることから費用対効果も心配するほどでもなさそうです。

将来的にはシュミレーションデータが充実してくると、駐車場の附置義務や荷捌きスペースなどの非収益スペースの低減、もっと言えば行政協議にも活用できそうです。

このように色々と活用イメージが広がりましたが、もう一歩進んで「笑顔」などから顧客満足度などが感知できたり、事例で示されたスペインの町での例のように「市民のセンサー」としてクレームではなく街づくりへの参画プラットフォームとして活用できるようになると、非常に優れた顧客リレーションツールになります。

色々な可能性が共有できたディスカッションでした。

最新記事

すべて表示

コミュニティを育むリアルな「都市(まち)」FIACS常務理事 小林洋志

今年2月に発刊されたFIACSの2冊目の単行本、「beyondeコロナの都市づくり」には、「Socio Ecological Development(SED)」という副題がある。 直訳は「社会生態学的な開発」だが、この副題には、これからの時代、自然の生態系と人間の社会システムを不可分な社会生態系としてとらえ、持続可能な都市づくりを目指すべきだとの意味を込めている。昨今、頻繁に目にするSDGsや、E

「リアル×バーチャルの新たな世界」 吉美

このままコロナ禍を経て、バーチャル中心の世界になったらと心配する人が多い。幼い頃テレビでみた烏賊みたいな火星人のように知的生物の成れの果てのように進化してしまうのではと。(笑) 映画やドラマの聖地巡礼が流行っているがあれはバーチャルを求めに行っているのか、リアルを求めに行っているのか。 バーチャルだけだと空虚感が出てしまい、リアルだけだと閉塞感が出てしまう。人は既にその欠点に気がついて、「ミックス

「コロナ禍を経たリアルな街の強みと可能性」  株式会社KADOKAWA・2021年室エグゼクティブプロデューサー 一般社団法人メタ観光推進機構理事玉置泰紀

ところざわサクラタウンの強運と必然性 昨年7月にオープン予定だった、埼玉県所沢市にKADOKAWAが作った新本社、ところざわサクラタウンは、新型コロナ感染症が直撃し、グランドオープンは11月6日にずれこんだ。本来はロジスティック・物流の拠点であり、印刷工場だったのが、いつしか、新本社になり、美術館と博物館、図書館をハイブリッドした角川武蔵野ミュージアム、大小のホールであるジャパンパビリオン、EJア