検索

IOTを活用したタウンマネジメント

先日FIACSメンバーの大手電機メーカーの発案で「IOTを活かしたタウンマネジメント」というディスカッションをしました。

各種ディベロッパーからは「顔認証などのセンシング技術で集められたデータが、都市開発にどのように役立つのか?わからない」という意見が出ましたが、商業施設などをリニューアルする際に、通路を通る人数、属性(男女、子供の区別)、動線などが参考になることが分かってきました。

逆に言うとハウスカードなどから得られるデータでも必要なのはその程度だということです。

更にVIPや要注意人物などの来店も運営側が感知できれば、円滑な対応が可能になります。

一部のイトーヨーカ堂で採用されていることから費用対効果も心配するほどでもなさそうです。

将来的にはシュミレーションデータが充実してくると、駐車場の附置義務や荷捌きスペースなどの非収益スペースの低減、もっと言えば行政協議にも活用できそうです。

このように色々と活用イメージが広がりましたが、もう一歩進んで「笑顔」などから顧客満足度などが感知できたり、事例で示されたスペインの町での例のように「市民のセンサー」としてクレームではなく街づくりへの参画プラットフォームとして活用できるようになると、非常に優れた顧客リレーションツールになります。

色々な可能性が共有できたディスカッションでした。

最新記事

すべて表示

次世代エリマネ(TCD)の時代⑤ Town Contents Development:街のコンテンツ価値化の展開方策

街のコンテンツを価値化して展開・活用していくためには、インプット&アウトプットを戦略的に設計し、街の潜在力を開発する必要があります。 まずインプットの段階では街のコンテンツ資源を「複層的に見える化」していく視点が必要です。従来の名所旧跡的な観光資源だけでなく、近年ではアニメツーリズムや産業ツーリズム、体験ツーリズムなど様々な視点での集客・観光資源化が可能になっています。世界最大の旅行口コミサイト:

次世代エリマネ(TCD)の時代④ Town Contents Development:街のコンテンツ価値創造の基本方針

よく「まちづくり」の現場から「街の情報発信が不足している」という課題を耳にしますが、相対評価ができていないと認識してしまいます。2020年度のデータ流通量は数千億ギガバイトという膨大な情報洪水の状況です。個人のこだわりや手法を羅列して発信するだけでは、どれほど大量に情報発信したとしても、他の担い手との違いも分からずネタ切れし、効果が現れないのは当然と認識すべきです。【個の魅力はグルーピング&体系化

次世代エリマネ(TCD)の時代③ 需要視点からの必要性

従来のとにかく容積率を追求する集積志向の都市開発が曲がり角に差し掛かっています。成熟社会化に加えてコロナ禍によって、移動・交流/集積・集客/一斉・一律に対する人々の価値観が急速にシフトし、いわば都市の根幹原理である「規模の合理性」が疑問視され流ようになったからです。 WEB 会議の定着やネットショッピングの普及に象徴されるように、オンライン1stを基盤にして「リアルで必要なモノと必要でないモノとの