検索

100人会議というプラットフォーム

最終更新: 2019年4月19日

昨日 新宿で開催された「100人会議」に参加しました。発案者の高嶋大介さんと以前お話しする機会があり、その仕組みに興味が有ったからです。

地域で活動する人を毎回5人登壇者として招くネットワーキング会議で、20回100人の登壇者で終了するというものです。

どうして終了まで設計するのかの質問に対する「コミュニティの熱量には賞味期限があるから」という回答が、コミュニテイはある時期から組織維持が自己目的化してしまう傾向があるという問題意識に非常に響いたわけです。

20人超のコンパクトな会で「登壇者」もフツーの人たちです。ところがその人たちの話が、偉い先生たちの話よりも「自分ごと化」できるのです。この辺りも高嶋さんに伺うと「自慢話に陥りがちなプロジェクトの話では効果がなく、何故そのプロジェクトをするのか?自分は何者なのか?に重点を置いた登壇プレゼンをお願いしている」と仰います。

さらに「100人会議の開催意義の説明資料」「100人会議への登壇依頼書」などまで基本フォームが準備されています。

「ここまで準備する事によって、開催者も登壇者も参加者も実施の敷居を低くでき、誰でもが開催しやすくなる」のだそうです。コミュニティの重要性が認識され、コミュニティデザイナーなどが、様々なワークショップを展開しますが、ここまでプラットフォームが整った事例を知りません。

「TEDやペチャクチャ・ナイトよりももっと敷居の低いプラットフォームにしたい」と仰います。実際2年ほどで20箇所弱までに広がりを見せています。

これからの街づくりに必要な優れた仕組みだと思います。

最新記事

すべて表示

コミュニティを育むリアルな「都市(まち)」FIACS常務理事 小林洋志

今年2月に発刊されたFIACSの2冊目の単行本、「beyondeコロナの都市づくり」には、「Socio Ecological Development(SED)」という副題がある。 直訳は「社会生態学的な開発」だが、この副題には、これからの時代、自然の生態系と人間の社会システムを不可分な社会生態系としてとらえ、持続可能な都市づくりを目指すべきだとの意味を込めている。昨今、頻繁に目にするSDGsや、E

「リアル×バーチャルの新たな世界」 吉美

このままコロナ禍を経て、バーチャル中心の世界になったらと心配する人が多い。幼い頃テレビでみた烏賊みたいな火星人のように知的生物の成れの果てのように進化してしまうのではと。(笑) 映画やドラマの聖地巡礼が流行っているがあれはバーチャルを求めに行っているのか、リアルを求めに行っているのか。 バーチャルだけだと空虚感が出てしまい、リアルだけだと閉塞感が出てしまう。人は既にその欠点に気がついて、「ミックス

「コロナ禍を経たリアルな街の強みと可能性」  株式会社KADOKAWA・2021年室エグゼクティブプロデューサー 一般社団法人メタ観光推進機構理事玉置泰紀

ところざわサクラタウンの強運と必然性 昨年7月にオープン予定だった、埼玉県所沢市にKADOKAWAが作った新本社、ところざわサクラタウンは、新型コロナ感染症が直撃し、グランドオープンは11月6日にずれこんだ。本来はロジスティック・物流の拠点であり、印刷工場だったのが、いつしか、新本社になり、美術館と博物館、図書館をハイブリッドした角川武蔵野ミュージアム、大小のホールであるジャパンパビリオン、EJア