検索

「食文化の出島」でもあった築地

築地に関する研究会で歴史研究家の三石晃生氏からお話を伺いました。

勝海舟や福沢諭吉など親交があったウイリアム・ホイットニーなどが拠点とする「築地居留地」の流れから、慶応大学の発祥地であると共に青山学院大学や立教大学などミッション系の学校の発祥の地でもあったこと。

日本最初の近代ホテルである「築地ホテル館」とその後の「築地精養軒」が、日本の洋食の源流となっていったこと。

海軍大学校御用達の美食の殿堂になっていったことなど。

これまでの「築地=サカナ」だけではなく、帝都東京における「食文化の出島」でもあったという由緒を御披露いただきました。

さらに別のプレゼンターからは日本の発酵・醸造文化をシェフや食評論家だけでなく、テクノロジーやアートなどの異分野スキルで磨き上げることにより、食のシリコンバレー化も可能ではないかという意見も飛び出し、非常に刺激的な研究会になりました。

これまでの研究会でのインサイトを踏まえてこれから提言書にまとめていきます。

最新記事

すべて表示

都市開発において当然ですが「建築のあり方」は特に大切です。 ですから設計コンセプトの手がかりとなる「企画・構想(開発)コンセプト」を明確に示す必要があるのですが、逆の流れになっているのが現状ではないでしょうか。 開発プロジェクトは「取り敢えずボリュームスタディしてみる」と称して主要用途を容積率一杯に作った計画からスタートします。何度か、このボリュームスタディを目にしている内に、プロジェクトチーム内

私たちは、コンセプトの抽出にあたって、共創ワークが不可欠だと考えます。共創ワークとは、プログラムに沿った関係者とのグループディスカッションを指します。 共創ワークでコンセプトそのものは抽出できませんが、その前提となる「目指すべきゴール」「現状と事業条件」などの共有を通じて「課題」が明確になります。それに加えて「地域の潜在性・自分達の DNA」の再認識プロセスが非常に重要です。 これまでのように、マ

コンセプトは前述のように思いつきのキーワードでは、関係者内で認識が共有されません。従来のように市場分析で得られたポジショニング提示すれば良い訳でもないため、そのコンセプトに至る方法論を、明確にしておく必要があると考えます。 そこで私たちはコンセプトの位置付けを明確にし、その抽出方法の方程式化を試みました。 まず全ての開発プロジェクトは、課題解決に繋がるという前提で式を作ります。すなわち「A:課題抽