top of page

都心居住の価値

  • 2017年2月27日
  • 読了時間: 1分

先日、某都心複合開発についてディスカッションしました。

その開発の中の居住機能の性格付けをする際に「都心居住のあり方」について意見が分かれたのです。

「こんな雑然とした場所に住みたい人は少ない」「都心ならでは刺激が魅力だ」などの意見だったのですが、結局 新しい都心価値として「交流・刺激」と「安全・快適」の両立を実現すれば可能ではないかということで認識共有できました。

郊外の田園調布や成城などよりも都心の赤坂・青山が人気になる「都心回帰動向」なども背景にあります。

郊外の比較的似通った人たちばかりのコミュニティよりも、都心の持つ「様々な分野の人たちとのカジュアルな交流価値」は大人のみならず、今後ますます多様な人たちとの交流を求められる子ども達が成長する上でも有効だと言えます。

もちろん子育て環境としての「安全・快適」の確保は必要条件で動線計画の工夫は大切ですが、それだけでは無く「交流・刺激」に重点を置く住まい手も十分見込めるのではないでしょうか?

そしてこれらを両立した都市開発をすることが、他には真似できない差異化ポイントになるのではないかと思います。

都市開発に正解などありませんが、差異化ポイントが際立つことは成功への確立を高めることにつながると考えます。

 
 
 

最新記事

すべて表示
マンガの定義:漫画立国論 ②

【内容】 第1章 マンガは日本社会が育ててきた「感情処理の技術」です 第2章 マンガは「描かれる価値」を社会に広げてきました 第3章 マンガという社会OSの定義     第1章 マンガは日本社会が育ててきた「感情処理の技術」です 「マンガ」というと娯楽や産業を思い浮かべがちですが、ここではもう一段深い定義が必要です。 マンガとは、人々の実生活や感情、言葉にしづらい違和感を、連続する視覚表現によって

 
 
 
なぜ今、マンガという社会 OSが必要なのか 漫画立国論 ①

【内容】 第1章 社会は「説明できない苦しさ」を処理できなくなっています 第2章 マンガは「主張しない公共言語」です 第3章 マンガという社会OSを持つという選択     第1章 社会は「説明できない苦しさ」を処理できなくなっています いまの社会には、かつてとは質の異なる苦しさが広がっています。 失業率や所得のように数字で示せず、制度や責任論でも整理できない、「うまく言葉にできない生きづらさ」と言

 
 
 
ご近所資本主義の未来 ご近所資本主義 ⑩

【内容】 第1章 「都市の役割」が静かに変わる未来 第2章 経済と仕事の意味が再定義される未来 第3章 幸福のかたちが更新される未来     第1章 「都市の役割」が静かに変わる未来 ご近所資本主義が社会に浸透した先にまず現れるのは、都市やまちの役割そのものの変化です。 これまで都市は、効率的に人を集め、消費を促し、経済規模を拡大するための装置として設計されてきました。しかし、人口減少や成熟社会を

 
 
 

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。

Copyright © FIACS, All Rights Reserved.

bottom of page