top of page

第三回全体会議 基調講演:UDCK出口敦教授

  • 2017年2月20日
  • 読了時間: 2分

2月16日、FIACS第三回全体会議の基調講演に東大教授で柏の葉キャンパスタウンにあるUDCK[アーバンデザインセンター柏の葉]センター長の出口敦先生をお招きしお話を伺いました。

柏の葉キャンパスタウンの「開発ビジョン」を提示し、その広報、啓蒙活動と関係者調整、さらに主要な公共スペースの管理運営までこなす凄い公民学連携機関で全国から数百の視察をいけいれ、全国15箇所で同様のアーバンデザインセンターの設立の動きがあるそうです。

もちろん出口先生を中心としたコアスタッフの「スキルと行動力」が優れているのですが、それ以上に民間でも行政でもない「立場」での活動が素晴らしいと思います。

このセンターの活動が定着したからこそ、柏の葉キャンパスタウンは異例の開発スピードとインキュベーション施設などの充実した都市機能とT-siteなどの話題性のある施設進出等々、都市づくりに大きく寄与しています。

そんな先生の話の中で「都市を活性化させるには、仮設建築や路上活動などの軽やかな社会実験が有効である」ということと「UDCKのような組織は継続運営を前提とせずに、3〜5年程度を目安とした活動にしたほうがメリハリが効く」ということでした。

これまで都市や組織は継続が前提であるという認識でしたので、非常に新鮮な示唆でした。

私たちが考える「ソーシャル・ハブ施設」の先進事例と言えそうです。

 
 
 

最新記事

すべて表示
第7章 文化施設は街のリビングになる

― ビクトリア州立図書館に学ぶ文化サードプレイス ― 【内容】 1.図書館は「本を借りる場所」ではありませんでした 2.文化施設は人が過ごすための場所へ変わっています 3.街のリビングが都市の文化を育てます 1.図書館は「本を借りる場所」ではありませんでした メルボルンで最も驚いた施設の一つが、ビクトリア州立図書館でした。 もちろん、多くの蔵書を備えた歴史ある図書館ですが、実際に訪れて感じた印象は

 
 
 
第6章 居心地の良い広場には作法がある

― 人は広場ではなく「居心地」に集まる ― 【内容】 1.広場は「イベント会場」ではありません 2.居心地は小さな工夫の積み重ねから生まれます 3.滞在したくなる広場が街を育てます 1.広場は「イベント会場」ではありません メルボルンには大小さまざまな広場があります。 なかでも印象的だったのは、ビクトリア州立図書館前の広場やフェデレーション・スクエアです。 訪れた日も、多くの人が階段に座り、本を読

 
 
 
第5章 水辺は都市最大のサードプレイス

― ヤラ川が教えてくれた「滞在する街」のつくり方 ― 【内容】 1.ヤラ川は「眺める川」ではなく「過ごす川」でした 2.人が集まるのは、水辺ではなく「過ごし方」です 3.日本の水辺も、もっと暮らしに開くことができます 1.ヤラ川は「眺める川」ではなく「過ごす川」でした メルボルンを訪れて驚いたのは、ヤラ川が街の中心的な居場所になっていたことです。 休日になると、多くの人が川沿いを散歩し、芝生に座り

 
 
 

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。

Copyright © FIACS, All Rights Reserved.

bottom of page