「大学の産学連携センター」を検討機会がありました。
大企業のオープンイノベーションセンターと同様の機能かな?とも考えましたが、もう少し事情は深刻なようです。
「補助金の削減」に伴い国立大学を始め各大学が一斉に「外部資金の獲得」の必要に迫られている訳です。
これまでは教授単位・研究室単位に属人的・単発で行われていた「産学連携」をより体系的・継続的な仕組みにしていく必要がある訳です。
要するに営業が不得手だった大学の「R&D営業センター」ですね。
検討の中で浮かび上がってきた仕組みは、「大まかな分野に関心を持つ企業コミュニティ:ステップ①」を作り、定期的な交流や情報交換の中で浮かび上がってくる特定テーマに関心のある「より限定メンバーによるプレ共同研究:ステップ②」を行い、そこでの実績と見通しとを元に「本格的な共同研究:ステップ③」に発展させるようなプロセスです。
これってFIACS(国際文化都市整備機構)の活動そのもののような気がしました。
もちろんFIACSは都市づくり分野に限られていますが、同様の仕組みが大学他でも求められているということでしょうか?非常に有効に働くのではないかと実感しています。(もっとも思いついても、実際運営していくのは、結構大変ですが。。。笑)
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