top of page
検索

産学連携センターって何なの?

「大学の産学連携センター」を検討機会がありました。

大企業のオープンイノベーションセンターと同様の機能かな?とも考えましたが、もう少し事情は深刻なようです。

「補助金の削減」に伴い国立大学を始め各大学が一斉に「外部資金の獲得」の必要に迫られている訳です。

これまでは教授単位・研究室単位に属人的・単発で行われていた「産学連携」をより体系的・継続的な仕組みにしていく必要がある訳です。

要するに営業が不得手だった大学の「R&D営業センター」ですね。

検討の中で浮かび上がってきた仕組みは、「大まかな分野に関心を持つ企業コミュニティ:ステップ①」を作り、定期的な交流や情報交換の中で浮かび上がってくる特定テーマに関心のある「より限定メンバーによるプレ共同研究:ステップ②」を行い、そこでの実績と見通しとを元に「本格的な共同研究:ステップ③」に発展させるようなプロセスです。

これってFIACS(国際文化都市整備機構)の活動そのもののような気がしました。

もちろんFIACSは都市づくり分野に限られていますが、同様の仕組みが大学他でも求められているということでしょうか?非常に有効に働くのではないかと実感しています。(もっとも思いついても、実際運営していくのは、結構大変ですが。。。笑)

最新記事

すべて表示

【内容】 AR実践例での検討 ユーザーの「ハマるマインド」の必要性 フックとしてのリアル・アイコンの必要性 1.AR実践例での検討 私たちの研究会で、AR関係企業などの実践者を招き、現状でのARコンテンツの実践例で、その可能性を検討した事があります。 飲み屋横丁の事例:飲み屋横丁を舞台にして、路地を歩いていると、お上さんの声がけやおすすめメニューなどが、表現される映像です。 リアルで店内を覗くのは

【内容】 1.裏ショップの可能性 2.リアルを起点にしたイメージ拡張 1.裏ショップの可能性 AR技術を活用すれば、「リアル店舗はどのように魅力化できるのか?」について、(株)エイベックスでプロデューサーを務める中前省吾氏に伺ったことがあります。 彼は「アンダーグラウンド東京」というコンセプトで、「多彩な裏ショップ」を説明してくれました。 100円ショップの裏では、100万円以上の高級品を販売する

【内容】 スマホでのAR視聴のハードル ARグラスの進化と課題 コンテンツの対応レベル 1.スマホによるAR視聴のハードル 現状でのARデバイスは、スマホの活用が一般的です。 従って、スマホでARコンテンツを視聴するには、ユーザーの能動的なアクションが、何段階も必要になるというハードルがあります。 具体的な視聴プロセスとハードルは、下記のようになります。 ハードル1:「何が視聴できるか分からない」

bottom of page