top of page

次世代エリマネ(TCD)の時代⑥ インプット A:人のメタ見える化

  • 2021年12月6日
  • 読了時間: 2分

街の潜在力を見える化する資源として、そこで活動する「人」が挙げられます。会社勤めしていたり、飲食店を経営していたり様々な「本業」活動を行なっていますが、「一人十色」と言われるように、それぞれが何らかの「得意」や「興味」を持っているのではないでしょうか。「学生時代に野球をやっていた」「お弁当作りが得意」「昆虫を飼うことが好きだった」等などです。これらの得意や興味を「体験提供」という形で見える化できるかを考えます。日本人独特の「謙虚さ」から「いやぁー私くらいのレベルでは、人様に教えるなんてとても無理」という反応がほとんどだと思います。100人相手では緊張してしまいますが、5人相手であれば同好の仲間として楽しめるのではないでしょうか。少なくとも「初心者への手解き」や「街のビギナー向け〇〇巡り」であれば可能なはずです。しかも実際にやってみると自分の知識や技量の再確認にもなりますし、色々な気づきや出会いがあって結構楽しいことが実感できるものです。何よりも本業以外での社会とのつながりや仲間づくりの充実感があり、「仲間づくり」の口実にも活用できると思います。このように「自分の多層性を活かして楽しむ人が多い」を街は活性化します。

具体的にはainiなどの体験提供プラットフォームを利用して「〇〇を楽しむ会」「〇〇体験ツアー」を開催していくことが有効です。自分推しの飲食店を梯子する「〇〇街飲み歩きビギナーツアー」なども面白いと思います。普段はバラバラに活動する「〇〇体験」を「街の文化祭」などの名目で定期的に一斉開催すると、様々な形で街を楽しむ人たちが一堂に見える化でき、新たなつながりが生まれる機会にもなります。人の「メタ見える化」はTCD:街のコンテンツ価値創造の第一歩だと考えます。

 
 
 

最新記事

すべて表示
都市開発のアップデートの方向性 メタ・ディベロップメント 05

【内容】 第1章 従来の「床を貸して稼ぐ:倉庫型都市開発」は限界 第2章 これからの都市は「意味を祀り、関係を育てる場:神社型都市開発」へと転換すべき 第3章 「関係で稼ぐ」都市は持続性と競争力を両立させる     第1章 従来の「床を貸して稼ぐ:倉庫型都市開発」は限界 これまでの都市開発は、駅近や容積率といった立地条件を最大限に活かし、人や機能を効率よく収め、床を貸すことで収益を上げる「倉庫型」

 
 
 
文脈の重要性 メタディベロップメント 04

【内容】 第1章 都市の価値は「場所の文脈」によって決まる 第2章 文脈は「テーマコミュニティ」を通じて価値に転換される 第3章 文脈を「育て、編集する」ことが次世代の都市開発の役割     第1章 都市の価値は「場所の文脈」によって決まる 前項での認識にくわえて私たち検討では、都市や施設の価値は、立地条件や規模、機能の充実度だけで決まるものではないという認識から議論が始まりました。 むしろ、その

 
 
 
コンテンツの拡張可能性 メタバリュー・ディベロップメント 03

【内容】 第1章 コンテンツを起点に価値を拡張できる可能性 第2章 XRやデジタルは「コンテンツを拡張する装置」である 第3章 コンテンツの拡張が多元価値(メタバリュー)創出の第一段階     第1章 コンテンツを起点に価値を拡張できる可能性 私たち検討は、都市開発において価値創出の出発点となるのは、立地や規模ではなく、核となるコンテンツの存在であるという認識から議論が始まりました。 明確なテーマ

 
 
 

コメント


Copyright © FIACS, All Rights Reserved.

bottom of page