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恵比寿の街ブランディング

先日 恵比寿の街ブランディングしていく方向性についてディスカッションしました。お洒落な大人のライフスタイル・タウンや美食の街のイメージがありますが、これらのイメージだけでは一緒に街ブランディングしていく事業パートナーが見つかりにくい、という認識共有がまず確認されました。その上で高いレベルで住働遊のバランスが取れた恵比寿の街を舞台に「生活を進化・探究するコミュニティ」の受け皿ができれば魅力的ではないか、というインサイトを得ました。ターミナルや繁華街ではなく生活の場でもある恵比寿だからこそ、大人がこだわりや興味を「ジックリ究める」、子どもの好奇心にも「トコトン向き合う」ようなコミュニティが可能ではないでしょうか。そうすれば既存の子育てや生涯学習の仕組みに不満と不安をもつ幅広い生活者層の支持を得ることができますし、この「広義の教育」という大義を活用して社会実験をしてみたいという企業が関心を寄せることができるのではないでしょうか。これからの時代に求められる「学び合い、究め合い」のソフトインフラは「次世代の文教地区」としての評価に繋がるかもしれません。渋谷、新宿などとの棲み分けが出来る魅力づけの方向だと納得出来るディスカッションでした。

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共感人口の参考になる関係人口の創出方策については、明治大学の小田切徳美教授によって「人」、「場」、「仕組み」の観点から整理されています。 「人」は地域の人と関係人口を結びつける役割を果たす「関係案内人」や中間支援組織等のことで、拠点の場所に関わらず都市側及び地方側の両方の視点を持ち、地域を客観的な視点でみることが可能な人であり、偶発性を装いながら必然性をデザインする場の「編集人」とされています。関

共感人口の参考例として関係人口の規模感について整理します。2021年にブランド総研が行った関係人口の意識調査によると、都道府県で最も関係人口が多いのは福島県で1229 万人となりました。これは福島県の居住人口(約 182 万人)の 6.8 倍にあたります。次いで沖縄県の 950 万人、北海道の 756 万人と続きます。この調査では関係人口は大きく 2 つの層から構成されると定義されています。ひとつ

都市における「共感人口」を検討するために、そもそもの関係人口の定義や規模感、創出施策を整理します。 関係人口とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、「地域や地域の人々と多様に関わる人達(人口)」を指します。2016年に雑誌「ソトコト」編集長の指出一正著「ぼくらは地方で幸せを見つける」、2017年の田中輝美著「関係人口をつくる」などで提唱された概念です。2017年には総務