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基本イメージ 健康経営ビル ⑤

  • 2024年5月24日
  • 読了時間: 3分

【内容】

  1. 基本方針

  2. 「ウエルネス・シェアオフィス」イメージ

 

 

1.基本方針

健康経営ビルディングは、ビルオーナーや不動産ディベロッパーが対象になります。

「各オフィステナントが、専用部内で個別に確保する必要のある健康経営関連スペース(の一部)を、ビル側が共用施設として低層部に集約することによって、合理化すると共に、健康経営の下支えすることで、ビル全体の価値向上を図る」と言うものです。

健康経営の評価項目のうち、自社オフィス内だけでは対応が難しい、「従業員の心と体の健康づくりに向けた具体的対策」に対して、「特定保健指導の実施率向上に向けた施策の実施」や「健康に配慮した食事の提供等の実施」「スポーツジム等への利用援助、体操等の施策の実施」「女性の健康維持・増進に向けた施策の実施」「産業医又は保健師等の医療専門職が関与」などの項目に対応した施設を、共用部で提供します。

これにより、健康経営の洗濯評価項目の1/3がクリアでき、「健康経営有料法人」化に向けた下支えが可能になります。

また各テナントが専用部で、健康経営関連スペースを確保する必要もなくなくため、執務空間の利用効率が高くなります。

単に低層部に集約するだけでは執務空間とは距離ができるため、利用性が落ちてしまうかもしれません。

そこで集約すると同時に。オフィス空間の一角では提供できない「ウエルネス・シェアオフィス(ウエルネス機能を備えたシェアオフィス)」として整備することで、求心力を高め利用性を向上させます。

また低層部に整備する利点をいかし、外部利用にも対応することで、街のウエルネスセンターとして機能すると共に、事業性の向上が可能になります。

 

2.「ウエルネス・シェアオフィス」イメージ

「ウエルネス・シェアオフィス」は、基本的にはオフィステナントの社員が、気分転換として仕事ができるワーキングラウンジとして運営します。

運営方針として「健康をテーマとした大学」と見立ててはどうでしょうか?

「診察に行く、療養に行く」のではなく、「健康を学びに行く」という動議づけが、参加頻度と参加範囲を拡張してくれると考えます。

共に学ぶ同志として、異なるテナントの社員同士でも、気軽に交流できる多彩なプログラムを定期的に開催します。

 

この「ウエルネス・シェアオフィス」には、下記機能を設けます。

  1. マインドフルネス・スタジオ:ヨガやマインドフルネスなど、アンチストレスのプログラムを開催するスタジオです。通常はマシンジムとしての使用を想定します。

  2. デジタルデトックス: SNSや情報洪水から解放されるスペースで、サウナや仮眠室、酸素カプセル、マッサージチェアなどを用意します。

  3. コワーキング&会議センター:気分転換して仕事をしたい人向けのワークスペースと、各テナントの専用区画では確保しにくい、「大型会議室」や「ハイブリッド会議室」などの特化した会議設備を設け。高度な会議ニーズに対応します。

 

さらにワーキングラウンジとは別に、下記の付帯施設も整備します。

  1. メディカルセンター(街の保健室):産業医やメンタルヘルスなどを中心とした医療サービスを提供します。

  2. 健康コンビニ:ヘルシー弁当など、ワーカーの健康づくりに寄与できる品揃えの、コンビニエンスストアを設置します。

 
 
 

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