検索

国際文化都市再生機構FIACS 第二回全体会議及び交流会

2016年10月27日、FIACSの第二回全体会議及び交流会を開催しました。

6月の第一回会議から10弱のプロジェクト部会を展開してきましたので、その報告会も兼ねました。

基調セッションとして博報堂の小林氏を中心に「東京スカイツリーにみるソフトインフラ開発」についてお話しいただきました。

面倒だけれど地元や他産業企業などをステークホルダーとして巻き込んでいくことによって、単なる民間鉄道会社のプロジェクトから東京全体で盛り上げるプロジェクトに仕立てていった手腕はさすがです。

しかもその結果スポンサーやメディアプレース化など10億円を超える賃料外収入につながっているのです。

もちろんスカイツリーは特別でしょうが、他の複合都市開発でもその何割かは実現可能だと思いました。

その後のディベロッパーやゼネコン担当部長とのディスカッションでも「ソフトインフラ的発想が、特区関連事業を中心に今後の都市開発ではmustになりつつある」という認識共有ができました。

これを具体的にどのようなプロセスで進めていくのかが次回2月までの課題です。

続いて行われた主要部会からの報告では、東急コミュニティーからのエリアマネジメント事業化の試みやカドカワのホールなどのエンタメ施設についての報告が皆さんの興味を集めていました。

40社のメンバーによる活発な活動が見える化できた全体会議でした。


最新記事

すべて表示

コミュニティを育むリアルな「都市(まち)」FIACS常務理事 小林洋志

今年2月に発刊されたFIACSの2冊目の単行本、「beyondeコロナの都市づくり」には、「Socio Ecological Development(SED)」という副題がある。 直訳は「社会生態学的な開発」だが、この副題には、これからの時代、自然の生態系と人間の社会システムを不可分な社会生態系としてとらえ、持続可能な都市づくりを目指すべきだとの意味を込めている。昨今、頻繁に目にするSDGsや、E

「リアル×バーチャルの新たな世界」 吉美

このままコロナ禍を経て、バーチャル中心の世界になったらと心配する人が多い。幼い頃テレビでみた烏賊みたいな火星人のように知的生物の成れの果てのように進化してしまうのではと。(笑) 映画やドラマの聖地巡礼が流行っているがあれはバーチャルを求めに行っているのか、リアルを求めに行っているのか。 バーチャルだけだと空虚感が出てしまい、リアルだけだと閉塞感が出てしまう。人は既にその欠点に気がついて、「ミックス

「コロナ禍を経たリアルな街の強みと可能性」  株式会社KADOKAWA・2021年室エグゼクティブプロデューサー 一般社団法人メタ観光推進機構理事玉置泰紀

ところざわサクラタウンの強運と必然性 昨年7月にオープン予定だった、埼玉県所沢市にKADOKAWAが作った新本社、ところざわサクラタウンは、新型コロナ感染症が直撃し、グランドオープンは11月6日にずれこんだ。本来はロジスティック・物流の拠点であり、印刷工場だったのが、いつしか、新本社になり、美術館と博物館、図書館をハイブリッドした角川武蔵野ミュージアム、大小のホールであるジャパンパビリオン、EJア