top of page

グランドツアーの設え

  • 執筆者の写真: admin
    admin
  • 2019年5月24日
  • 読了時間: 1分

グランドツアーを展開されている水山さんとお話しする機会がありました。


水山さんのグランドツアーとは、日光、礼文島、軽井沢など風光明媚な土地にトイレ・シャワー付きのエアストリームを中心としたキャラバンで滞在し、専属シェフによる地元の旬の食材を活かした朝食・ランチ・ディナーを楽しめるグランピングを進化させたツアーです。

「日光:朝起きたらそこには、歴史の教科書の世界が広がっていた」というフレーズのように、絶景の高原や文化財にもなっている社寺の境内で野営したりと、四季折々の日本の自然の魅力を「直に体感できるプログラム」になっています。

まだまだ一部のファンにしか認知されていませんが、ホテルや旅館に泊まって、そこから絶景や名所まで脚を伸ばすのではなく、絶景や名所の中に滞在でき、しかも快適なサービスを享受できるこのプログラムは、地方の魅力開発の強力なパートナーになるのではないか?と実感しました。

 
 
 

最新記事

すべて表示
日本的OSはどのように形成されたのか 日本的OS ④

【内容】 自然との共生から始まった「関係性の思想」 武家の倫理と共同体の協調 二重構造と現代的再評価     1.自然との共生から始まった「関係性の思想」 日本的OS──すなわち「空気を読み、相手を察し、秩序を保つ非言語的な社会システム」は、けっして近代に偶然生まれたもので...

 
 
 
揺れる世界、穏やかな日本“見えない秩序” 日本的OS ③

【内容】 怒りと正義が衝突する世界 なぜ日本は「安定」して見えるのか 日本的OSは“思想資本”になり得るか     1.怒りと正義が衝突する世界 現代の世界は、まさに「揺れている」と表現すべき時代に突入しています。 ウクライナ戦争やイスラエル・パレスチナの紛争、米中による経...

 
 
 
日本的OSとは何か 日本的 OS ②

【内容】 「見えないのに、確かにある」――OSとしての日本文化  「心地よさ・信頼・関係性」――三本柱から成るOS構造 世界が見直し始めた「日本的OS」の価値     1.「見えないのに、確かにある」――OSとしての日本文化...

 
 
 

Comments


Commenting on this post isn't available anymore. Contact the site owner for more info.

Copyright © FIACS, All Rights Reserved.

bottom of page