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アートプロジェクトのポジショニング:アート街づくり ④

2022年12月21日
読了時間: 2分

アート街づくりの変遷を通じて、最新動向として「アートプロジェクト」に至っていることがわかりました。

東京都の事例をもとに、現状の様々なアートプロジェクトを、「リソース及び発信範囲が、広域あるいは地域なのか?」によって4つのグループにポジショニングして整理します。



1.リソース・発信ともに広域施策

地域独自のリソースに限定しない、文化芸術やアーティストを、同じく地域内に限定せず、広く発信し体験して貰うアートプロジェクト。各地で開催される芸術祭や「新宿クリエイターズフェスタ」などが代表例になります。比較的大規模になり、地域イメージ向上などのゴールが設定されます。


2.地域リソースの広域発信施策

地域独自のリソースを広域に発信し、体験して貰うアートプロジェクトになります。街まるごとミュージアムや「世田谷区芸術百華」「港区:みなとアートナビ」などが事例になります。地域の再発見や地域を超えるネットワークの形成などが見込まれが、認知を広げるためには、発信手法に工夫が必要です。


3.広域リソースを地域投入する施策

地域に限定しないリソースやタレントを活用して、地域の住民に発信・体験してもらうアートプロジェクトです。アーティスト・イン・レジデンスや「墨田区:隅田川 森羅万象 墨に夢」など事例があります。地域外からの視点を共有することにより、地域住民を刺激するゴールが想定されますが、その効用を拡張する時ステップが重要になります。


4.リソース・発信ともに地域施策

地域のリソースを、地域住民に体験・発信していく活動で、地域のアート活動の支援を通じてコミュニティの醸成が想定されます。



「1.リソース・発信ともに広域施策」は、非常に大規模かつ高額になります。また「4.リソース・発信ともに地域施策」は、狭域かつ効果も限定的になることから、今回のアート街づくりに関する考察では、「2.地域リソースの広域発信施策」及び「3.広域リソースの地域投入施策」について検討します。


 
 
 

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